6月8日に1回目の実務研修があった。
札幌の簡易裁判所で実施された。
朝9時からなので、朝6時前に起きた。
朝7時過ぎにウチを出て簡易裁判所に向かった。
最寄りの地下鉄は微妙に遠いし、札幌でバスに乗ったことがないしで、歩いて行くことにした。
たっぷり1時間かかった。
まだ8時過ぎだったので、大通公園のベンチで時間をつぶした。
簡易裁判所は大通公園に面していた。
次の日、足が筋肉痛になった。
次からはバスで行くことにした。
8時30分前に簡易裁判所のロビーに入ったが、誰もいなかった。
ここに来るのは2回目だった。
4年前に新千歳空港近くのオービスに激写されて、5万円の罰金を払ったのである。
ソファーに座って待っていると、何となく見たことがある方々が次々と入ってきた。
みんな立ち上がってあいさつをした。
みんなマスクをしているので、顔がよくわからなかった。
6階に上がって、朝9時から夕方5時まで講義を受けた。
札幌簡易裁判所の書記官と裁判官がレジュメを配って、簡易裁判所の組織とか、訴状の作成とか、事前準備の重要性とか、少額訴訟とか、民事調停とか、そういうことをずっとしゃべっていた。
中学生日記みたいな講義ビデオは少しおもしろかった。
それこそリモート講義でいいような気もするのだが、実際に簡易裁判所に集まって話を聞くことに意義があるのだと思う。
パソコン越しに見ていた方々と実際にお会いするのは気恥ずかしかった。
お昼休憩に、地下1階にある食堂で、カレー大盛りとラーメン大盛りを食べて、写真をブログに上げようと思っていた。
お昼休憩に、我が5班のふたりから食事に誘っていただいた。
我が5班の3人で地下1階の食堂に行った。
食堂には他の研修生たちも来ていた。
カレー大盛りとラーメン大盛りをいっしょに注文すると頭がおかしいと思われるので、カレー並盛りの食券を購入した。
ふたりの話を黙って聞いていた。
ふたりが気をつかって話を振ってくれるのだが、ぼくは「はい、そうですね」か「はい、そう思います」しか言わなかった。
会話のしかたを忘れてしまった。
途中でひとり、他の研修生が加わった。
あいさつをしたら、ブログを見ているとおっしゃった。ブログをほめていただいた。
ありがとうございます。
たいへん申し訳なく恐縮しております。
夕方5時になったら真っ先に帰った。
お昼に食べ損ねたラーメンを食べに行った。