【苫東厚真発電所】
2月21日の夜に北海道で再び大きな地震が発生しました。
そのとき僕は、千歳市にある某空港の外を歩いてました。
あれ?何か揺れてるな、また地震か、しょうがないな、くらいにしか思いませんでしたが、空港の中に入ってみると、テレビで地震速報をやっていて、最大震度6弱とか言っているではありませんか。
札幌で電車が止まりました。
その日の仕事は中止になりました。
半年前の深夜に発生した地震は本当に大変でした。
そのとき僕は、千歳市にある某空港で、電源の切れた自動ドアの前に座ってケータイ司法書士を読んでいました。
とつぜん破裂音が鳴り響いて、空港をフードプロセッサーで撹拌したような揺れが発生しました。
ケータイ司法書士を投げ捨てて反射的に外に飛び出しました。
建物が崩れたら下敷きになって死ぬと思ったので、バス・タクシー専用レーンに逃げ込みました。
立っていられないので片ヒザをついて身を低くしていました。
揺れが収まったと思ったら、電気がぜんぶ消えました。
ほどなくして電気が復旧しました。
後でわかったことですが、千歳空港には自家発電施設があるからです。
千歳空港の国内線ターミナルにはエアターミナルホテルという宿泊施設があるのですが、宿泊客が全員外に避難させられていました。
何百人といます。
戦時中に空襲警報が鳴って防空壕に避難させられている人たちは、ちょうどこんな感じではなかったかと思います。
即時に仕事が中止になって、家に帰るように命じられました。
続く。
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